世界各国でアイスクリームを販売しているハーゲンダッツは、1920年にポーランドからアメリカ合衆国に移住したユダヤ人のルーベン・マッタスと妻のローズ・マッタスがニューヨークで市ブロンクス区でアイスクリームの行商を行なったのが始まりです。
ハーゲンダッツという言葉は創業者の造語で、アイスクリームの主原料である牛乳がデンマーク産だったことから大都市のコペンハーゲンの「ハーゲン」とその余韻が合う「ダッツ」を組み合わせました。
アメリカ人にヨーロッパ風アイスクリームだという先入観を持たせるために、会社のロゴにもデンマークの国土の一部分を取り入れて表現しています。
当時は牛乳のみでアイスクリームを製造していましたが、1961年からレシピに卵黄を混ぜるようになって現代のハーゲンダッツの基礎を確立させました。